色の成り立ち ~色相環(PCCS)の構成~
こんにちは🌅
今までたくさんの衣装について書いてきたけれど今日は色の知識を載せちゃいます🎨
これまでの衣装の解説記事やこれからの新たな衣装の配色関係や狙いが
より1層つかめてファッションを楽しんでもらえたら光栄です✨
この世界にはたくさんの“色”がありますよね!
あなたも好きな色はありますか? ミニーちゃんはきっと愛情たっぷりの赤💖
色には大きく無彩色と有彩色の2つに分けられます。
まず、無彩色は黒と白、その2つを混ぜた色(灰色)のみ。
画像編集でモノクロ加工がありますが、あれは無彩色で作られた配色というワケです♪
そして有彩色は無彩色以外の色のことすべてを意味します。
たくさんある有彩色を分かりやすくまとめた表がこちら↓
今回はPCCS色相環というものを使います🍎
これは心理4原色の“赤・黄・緑・青”を中心に環が作られています。
下の表で 赤=2:R 黄=8:Y 緑=12:G 青=18:B に当てはまります。
心理4原色とは複数の色を連想することの出来な色のこと。
例えばオレンジを見た時に赤と黄が思い浮かび、
紫を見れば青と赤を思い浮かべることができますよね?
そういう連想が出来ない独立した色が赤・黄・緑・青の4つになります👓✨
ヘリングという人が提示した色相表示で上の図の虹色の環を作り出した経緯を
説明すると。。。
まず、さっきほどの4色( 赤=2:R 黄=8:Y 緑=12:G 青=18:B)と
対になっている色を足していきます。
例えば赤だけをじっと30秒くらい見つめてみましょう🌺
その後、白い紙に視線を移すと緑っぽい残像が見えませんか?
まさにそれが対になる色という表現になります🍬
この残像として見える色を補色と言って、心理4原色の補色は
心理補色と呼びます。
同じように黄・緑・青もやって見るとそれぞれ別の色が現れるので
試してみてください~‼
そして上図の8色にを等間隔にするため4色加えて12色相環が構成されました。
下図でちょうど★印のところが増えたところね
色鉛筆や絵の具の12色セットなんかでよく見る色味ですね!
1部トーンを変えて水色や茶色に変化させているものもあるけれど、
基盤はこれと考えていいと思います♪
さらに細かく等分割して最初見た24色相環が作られました🎨
色には何かをイメージさせる力もあります🐤
例えば温度。
赤や黄は暖かさを感じ、青には冷たさが連想できますよね?
これを暖色系、寒色系と表し、その中間のものを中性色と呼びます🎬
暖色系には優しそうな温かみ、寒色系にはクールで冷静といった人間的な温度も
与えることも出来ますね👑
それぞれの色の特徴についてはまた今度機会があれば書きますかね~🍏
ちなみに今回はPCCSという色相環を使いましたが
マンセル色相というものも有名です♪
見た目は似ているけれど、色の表記や配置、色自体に微妙な差もあります。
気になる方はググってみてくださーいw
というわけで今回は色のお勉強、色相環の構成についてでした♪
時々こういった講習も更新しようと思うので、ぜひチェックしてください🎀
にほんブログ村